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知って得する食事での胃腸の働き


まだまだ暑い日が続きますが、皆さんの食生活はいかがでしょうか?

冷たいものや食べやすい素麺ばかりなど偏った食生活になっておりませんか?

今回はタイトルの通り食事での胃腸の働きについて、当院に来院される方から聞かれる迷信と合わせて解説を記していきます。今回は特に、誤解を信じていたがため、胃腸の調子を崩していた方は必見です。


これって本当かウソか!

Q1 スイカを食べすぎると水分の取りすぎでおなかが痛くなる

A1 本当です。ただ正確に言えば過敏性腸症候群の方が良く当てはまります。FODMAPという単語を良ければ覚えていただけると嬉しいです。FODMAPとは小腸で消化吸収されず、大腸での発酵性を有する糖質の総称です。ぜひ心当たりのある方は近くの消化器専門の病院で受診をお願い致します。

また詳細はhttps://www.my-zaidan.or.jp/health-watch/detail.php?id=e15fd730267a18f8fb5f81bb3d680222&tmp=1533795332をご参照いただければ幸いです。



Q2 ロキソニンは万能な痛み止めだからおなかが痛い時でも使える

A2 これはウソです。意外と知っておられる方も多いかもしれませんが、ロキソニンがターゲットとしてる症状は頭痛・生理痛・歯痛・筋肉痛などです。プロスタグランジンと呼ばれる痛みを引き起こす物質が生成されるのをロキソニンは阻害してくれます。しかも、プロスタグランジンは胃の粘膜の保護にも役立つので胃潰瘍の状態でロキソニンを使うことは胃にとっては逆効果です。


Q3 ヨーグルトは健康食品だからたくさん食べてもよい

A3 意外ですがこれはウソです。具体的にたくさんとは、農林水産省が発表する「食事バランスガイド」では乳製品の摂取基準量1日200gを大きく超える量、例えば倍の量を食べたからと言ってより健康になるとは言えません。その理由として、

①脂質の過剰摂取

ヨーグルトには脂質が含まれます。ヨーグルトを食べ過ぎれば、当然ながら脂質の過剰摂取になります。



②腹痛・下痢

ヨーグルトの食べ過ぎで、下痢・腹痛などのお腹の不調が起こることがあります。これはヨーグルトなどの乳製品を分解する酵素であるラクターゼがヨーグルトを分解する量に対して追いつかないことが原因です。



いかがでしたでしょうか?こういった内容であればご存じの方もおられるかもしれませんが、知らない方もまだまだおられます。迷信やデマ情報に惑わされず、ご自身の健康をのために正確な情報を常に脳にインプットしていただけるとブログを書いている私としてはとても嬉しいです。


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