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ファスティングについて 実践編



私が実際に体験してみたファスティングの方法について、項目ごとにその詳細の要点をまとめながらご説明します。なお、ファスティングに様々な方法があり、酵素ドリンクを使う方法もあるそうですが、今回の方法は代謝経路を糖質からケトン体へスイッチを切り替えるため、ケトジェニックダイエットと似通っております。ただ、今回の目的は減量でなく、健康増進である為、ファスティングという言葉を使っております。

また、安価で試しやすい方法であり、有識者の方に伺うと今回のやり方はかなり制限がゆるいそうです。そのため、本格的な方法をご存じの方または実践されている方は宜しければその詳細等をコメントしていただけると勉強になるのでとても嬉しいです。


①ファスティングのスケジュール

②摂取して良いもの・悪いもの

③注意点


①ファスティングのスケジュール

 ファスティングは思い立ったできるというわけでなく、1⃣準備期間と2⃣実施期間、3⃣実施後の回復期間をきちんと行います。これは以前のブログでも記載したように、ファスティングの目的が減量でなく、体調を整えることや健康を増進させるためであるので、体に過度な負担をかけずに行うためです。


1⃣準備期間

 準備期間はおおよそ3日ほどです。準備期間から水分は水だけとなり、1日2-3Lを目安にしっかり水分補給を行います。食事に関しては和食中心の食生活で、その詳細を列挙しておきます。


・豆、豆腐などの豆類

・ごまなどの種実類

・わかめなどの海藻類

・野菜

・魚など魚介類

・しいたけなどのキノコ類

・サトイモなどのイモ類

これらの頭文字をとって『まごわやさしい』とこれを教わった際はとても覚えやすく、食事の準備の時に意識しやすいです。

準備期間の注意すべきは白米を雑穀米などに変更して、できるだけ糖質を控えることです。

水分補給に関してもお茶でもよいができるだけ水が推奨されます。


2⃣ファスティング期間

 この期間から本来は絶食となるのですが、今回はミネラルやビタミン、植物性タンパク質、DHAを含む魚の油、食物繊維、ビフィズス菌、乳酸菌

こういったものをサプリメントやプロテイン飲料として摂取することが許される方法です。

ただできるだけ液体状にしての摂取を義務付けられております。

また、この時の水分補給は水のみで1日3Lの飲水を目標としました。


3⃣回復期間

 ファスティング後、胃腸に負担がかからないよう食事は準備期間の食事の半分から1/3量で行います。または大根と梅ぼしをこんぶと白だしで煮込んだ汁をゆっくり食べ、飲み干します。回復期間は2日ほど日にちをとります。


②摂取して良いもの・悪いもの

 先ほど記載したように、『まごわやさしい』を合言葉に食事をとります。ただイモ類は炭水化物を多く含むため、過度に食べすぎに注意が必要です。

また、ファスティングの準備期間からコーヒーなどのカフェインを含むものは取らないよう気をつけねばなりません。コーヒーガムなど嗜好品に注意が必要です。


③注意点

 あくまでファスティングは健康増進を目的としているため、その期間中に体調不良になった場合は中止すべきです。ファスティング中に副作用としてイライラ、頭痛、疲労、吐き気、腹痛などが挙げられます。なお、ファスティングをしてはいけない人を挙げると摂食障害、BMI が 20 未満または 40 を超える、腎臓または肝臓の病気、胃潰瘍 、がん、免疫抑制剤の前投薬(コルチコステロイドを除く)、アルコール依存症、精神病、妊娠、授乳、原因不明の体重減少、利尿剤による投薬(低ナトリウム血症を避けるため)などのようです。ファスティングを行う際は持病を持っている方は医師または管理できる方と一緒に行う必要があり、持病ががない方でも、最初はファスティングについて精通している方に相談してから挑戦することをおすすめします。




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